こんばんは、 Fashion & vintage 雑貨屋マメチコです。
ファイヤーキングの仕入れをしていると、まれに混ざっている面白い食器との出会いがあります。
アメリカの高度成長期、大手ガラス食器ブランドの人気をリスペクトして作られたものでしょうか?
まずはこちら!
ミルクガラスの質感は、Fire-kingというよりも、オールドパイレックス寄りのマットな白。
ボディは、ファイヤーキング誕生以前から初期(1940年代)にかけて作られていた
Dハンドルマグの前身のシリーズのような形をしています。
西遊記の孫悟空の耳のように(?)大きなハンドル!たいへん持ちやすいです。
底面には、ブランドロゴはありませんでした。
どこのどなたかわからない(><)ということで、
当店では、こちらは「ノーブランド・マグ」と表記いたしました。
そして、お次はこちら。
ボディのカーブ、全体の質感はFire-kingのDハンドルマグそのものなのですが、
ハンドルの上部が、まるく仕上がっております。
Fire-kingのDハンドルマグだけにある親指用のすべりどめが付いていません。
ボディ全体の背丈からも、他社の(フェデラルなどの)Dハンドルマグでもないようです。
そして、こちらも目立ったロゴ等は無く…???
「何かのエラー品かな?」と思うには、そうは思えない完成度の高さ。
そう、完成度が高いんです。
ときおり、販売商品とは別に「僕の持っている私物のこれは本物ですか?偽物ですか?」というお写真付きのご質問を頂く事もあるのですが、
ほとんどは、元からロゴマークの付いていないデザインのシリーズであったりします。
今回の食器に限らず、ほとんどのノーブランド食器からは「へへへ…偽物を作って荒稼ぎしてやるぜ…!」といった製造者の悪者なオーラ(?)は感じられず、
純粋に「当時、アメリカで一般的に広く流行し、よく使われていたものを参考にした」といったものではないかな、と思います。
一部のファイヤーキングは骨董的価値も高くなってきていますが、
「ファイヤーキングである」「フェデラルである」「パイレックスである」といったブランドの垣根は関係なく、
これは純粋に「奇麗で、丈夫で、可愛いヴィンテージマグ」であります(^-^)
「あたり」?ユーモラスな「おまけ」
私は、これらのマグは、スーパーでシラスを買った時に稀に入っている小さなカニやタコのようなものだと思っています
「おっ、可愛いじゃん」と、
不思議な出会いにちょっぴりラッキーのような、面白いひととき。
子供の頃、自分のシラスご飯にカニやタコが混じっていたら「あたり!」と親子で喜んでいました。
(雑貨屋なのにオシャレじゃないたとえで申し訳ありません)
ということで、これらのノーブランド食器は一律1200円で、店頭にて販売しております(^-^)
さて、ここまでブログを書いてきましたが、もしも読者様から
「違うよマメさん、このマグは19××年の●▲■社の●●●というマグだよ」というご指摘がありましたらば
その晩は布団を頭までかぶって赤面しながらジタバタすることでしょう…
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