こんばんは、マメチコ Fashion & Vintage です!
今週のマメチコに新入荷した、店内のFire-kingたちになぞらえた50年代のアメリカ古着をご紹介いたします。
1973年公開のヒット映画「アメリカン・グラフィティ」に登場するファラオ団が着用していたことから
日本でも人気となり、古着ファンの間では通称「ファラオジャケット」「ロングスタジャン・ロンスタ」とも呼ばれています。
アメリカでの名称はカークラブコート。
カスタムカーのレースの際の防寒着や作業着として50年代のアメリカに広まりました。
裏地に予想外なカラーリングを合わせているのも50年代アメリカ古着ならではの楽しさ。
細部のパイピングなども遊び心があり、当時の豊かな時代を象徴するかのような仕上がりです。
https://mamechico.jp/?pid=164811096
1950’s Sports Coat TAILORED by BUTWIN
The Jacket for Champions
TAILORED by BUTWIN
THE CHAMPION OF JACKETS
1950年代BUTWIN社製造のスポーツジャケットです。
現代でも多くのファッションブランドがサンプリングしており、
近年では日本のブランド「HYSTERIC GLAMOUR」でもこのモデルをリスペクトしていました。
アメリカンスタイル・フィフティーズ・ロカビリーなどの1950年代を象徴する文化の一つと言えば、やはりボーリング。
ボーリングピンのデザインがチェーンステッチで刺繍されているところも愛すべきポイントです。
https://mamechico.jp/?pid=164811140
1950’s Whiting Varsity Jacket Red
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのカーズフィールド大学フットボール部のジャンパーです。
首の後ろのブランドタグは、米国ホワイティング社の1950年代製を示すもの。
裾の長いシャツとも相性が良く、シャツインしないカットソーコーデ等とも合わせやすいです。
https://mamechico.jp/?pid=164811096
この年代のスタジャンの裏地によく見られる現象なのですが、当時のサテン生地は現代のキュプラ等と比較すると強度が低く、経年劣化で裂けが生じやすい特徴があります。
発掘される古着の中には裏地が剝ぎ取られているものもある中で
比較的ダメージの低い状態であったため、
歴史的価値を考慮し、あえて現代の手を加えずにそのままの形で販売させていただく事に致しました。
現代でも多くのブランドがサンプリングするジャケット。
やはりオリジナルの持つオーラ、シルエット、美しさは流石だと思います。
アウターの名称の種類について
スタジアムジャンパー、ヴァ―シティジャケット、アワードジャケット、ロンスタ、ロングスタジャン、カーコート、カークラブコート、カークラブジャケット、などなど…
和製英語や、古着ファンの間での愛称も含め、様々な名で呼ばれることのあるアイテムたち。
今回ご紹介した古着たちは、当店の通販サイト(アメリカンヴィンテージ古着のコーナー内に掲載しています)でも販売中です。
そちらの各商品ページに、これらの各アウターの名称についての豆知識も掲載しております。
ぜひご覧になってみてください♪