ワーカーズより、ナローカラーシャツが入荷しました。
ナローカラーシャツ Narrow Collar Shirt( WORKERS )
大きすぎず、小さすぎず。のサイズ感。
ワーカーズのスタンダードシルエットとも言えるのが
モディファイドフィットパターンのシャツです。
今期のワーカーズのラインナップには
定番的なボタンダウンシャツもありますが、
小振りな襟に、ニットタイの組み合わせが気分でもあり
ナローカラーシャツを選びました。
こんな点が優れています
- 生地は極厚(6.5オンス)のオックスフォード
小振りな襟で現代的な印象
同ブランドのシルクニットタイがジャストで収まる襟高
フロントラウンド、脇にマチのあるクラシックなディテールを採用
ワーカーズらしい綿糸による縫製
価格は12,000円(税別)に押さえ込んでいる
以下、ちょっと補足です。
極厚 のオックス生地は秋冬用であるのを考慮したものです。
(本作にニットやスウェットを合わせ、風を通さないアウターを羽織れば、
秋から冬の中頃くらいまではすごせてしまうでしょう。)
タテは40番の二本引き揃えに対し、ヨコが16番の双糸。
16番を二本よって8番クラス、かなり太い糸で織ったヘビーオックスです。
参考としたのは
アメリカの生地メーカー、ダンリバー(DAN RIVER)社の極厚オックス。
それを日本でリプロダクトした生地を採用しています。
ブルックスブラザーズ社のシャツがお好きな方などは
ぐっとくるポイントですね。
この生地は、今から10年近く前に、
ダンリバー社が廃業という時に入手したデッドストックの1枚を解体し、
糸番手・打ち込みを調べ作ったという代物。
だからこの日本製の極厚オックスシャツはワーカーズでしか買えません。
ナローカラーと謳う本作だけに、襟は小振りです。
しかしネクタイがはみ出ないギリギリの線を攻めています。
形はともかく、襟の大きさなんて、そんなに目立たないのでは?
と思うかもしれませんが、
襟の大小や形は自然と注意が集まる部分です。
目はもともと相手 の顔に注目するよう出来ています。
(これは人間が表情から感情を読みとって進化してきたからだと言われています。)
最近では少なくなりましたが、
雑誌などでそのときどきの話題の人物が表紙を飾っていたのは、
顔に対する注意力を利用し、対象者に雑誌を手にとらせる
グラフィックデザインのテクニックがあるくらいです。
顔の近くにある襟は自ずと目立つ部分になるんですね。
いやらしくない程度の調整されたシルエットに、ほんのりとカジュアルさを乗せて。
羽襟先が短い分だけ、合わせるタイは
軽い印象のものや、幅の広くないものが適しています。
特に、同ブランドのシルクニットタイはピッタリで、
首周りの収まり具合は最高です。
カジュアルと言えば
フロントラウンド、脇マチのクラシックなディテールもそうで、
お仕事の場や普段着を行き来できるくらいの調度良い塩梅です。
そんなバランス感覚もニットタイと共通しているから
相性が良いんでしょうね。
これで価格は
しっかりとした品質のものを適正な価格で提供するワーカーズ価格。
内容で考えれば、リーズナブルと言っても良いくらいです。
秋冬に備えてシャツを検討されている方は
候補に加えてみてはいかかでしょう。
ナローカラーシャツ ブルーOX
Narrow Collar Shirt, Blue OX
Workers
made in Japan
12,960円(税込・送料無料)
ナローカラーシャツ ホワイトOX
Narrow Collar Shirt, White OX
Workers
made in Japan
12,960円(税込・送料無料)