先日の「デッキベスト 」でもチラと名前の挙がった
US NAVYの傑作ジャケット「N-1」。
その防寒性の高さ。
ミリタリー色の濃すぎないデザイン。
シンプルかつ男らしい直線的なシルエット。
と、現代でも取り入れやすいモデルなこともあって、
古着でも年々値段が高騰している人気アイテムです。
その「N-1」のオリジナルを解体し、作られたこちら…
「N-1, Moleskin」(Workers)
バランスはまさにオリジナルの「N-1」なのですが、
「気合いに気合いを入れて作った」とおっしゃるだけある超豪華仕様!!
裏地は本物のアルパカを使ったパイル。
長い毛足で、いかにも保温力が高そうです。
表地は「Workers」のモールスキン。
品のある鈍い光沢があり、オリジナルにはない新たな魅力が!
手元からの風を防ぐ輪編みのリブは
このジャケットのためにわざわざ別注したという拘りよう。 襟にはリアルムートンが贅沢に使われています。 ここまでしたら、全体の印象を決めるファスナーもおろそかに出来ない…
ということで、やはり「TALON社」のデッドストックを使っています!
「Workers」側自身も書いていますが、
「N-1」は構成する部材そのものが多いジャケットで、
それぞれに拘ると全体として非常に高価なジャケットになってしまうようです。
その辺りが、世に出る「N-1」の多くが素材を余り大きく変えていない理由でもあるわけですが、
(そこに切り込んでいくのは、ものづくりの視点で見たら、とても挑戦しがいのあるモチーフでもあるのでしょう。)
それでも、それを承知で今回生産にこぎ着けたのは、
並々ならぬ「熱さ」のあらわれでしょう。
現在手に入る中でも最良のものを厳選して仕立てられて特別な一着…!!
故にお値段は張りますが、プライス以上の価値がつまりにつまっております。
気になる方には静かにオススメしたい逸品です。