ジャンゴアトゥールの作るプルオーバーシャツはどれも個性的でした。
それらは、ある種のあくの強さもスパイスとして、
現代の服として成立させるセンスに溢れ
何より、こんな服をフレンチファーマーやワーカーが着ていたんだろうなと
思いを巡らすことができる程のリアリティを持っていたんです。
ディテールとしても秀でたものが多く含まれていました。
ジャンゴアトゥールが教えてくれる特徴的な運動性のつくりを通して、
スモッグは「働き者の服」という印象を持つようになったかたも多いのではないでしょうか。
そして2016年2月、最新のプルオーバーが登場しました。
ヴィクトリアンズリネンプルオーバー スモークブルー
victorians linen pullover smokeblue/DjangoAtour
本作は、1840年頃の綿摘み労働者の着ていたリネンプルオーバーを参考にしながらも、ジャンゴ的視点で実にクリエイティブにデザインされています。
これまでの「働き者の服」にリゾート感やリラックス感が加わったような雰囲気。
新境地を開拓する一着に仕上がっています。
そのデザインワークは実に挑戦的です。
ドロップしたショルダーラインと全体のシルエットは
ほぼワンピースと言っていい大胆なバランス取り。
かと思えば、襟、カフス、袖付けなど、要所は繊細そのもの。
新しいデザインを盛込んでいます。
ヴィクトリアンズリネンプルオーバー パウダーベージュ
victorians linen pullover pouderbeige/DjangoAtour
こんな贅沢な服を現代で取り入れることができるなんてと
ちょっと感動してしまうくらいです。
聞けば、本作は工場生産ではあるものの、
限りなくハンドメイドに近い工程を経なければ作ることが不可能だそう。
言わば「作品」とも呼ぶべき一着かもしれませんね。
ヴィクトリアンズリネンプルオーバー オフホワイト
victorians linen pullover offwhite/DjangoAtour
長い着丈を活用して
ロングシャツというかプルオーバーのシャツコートのように着たり
裾をちょっとだけ入れてシルエットをアレンジしても面白そうです。
様々な着用法で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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