こんにちは、マメチコです。
2009年に出版されたこの本は、
フォトグラファーのスコット・シューマン(Scott Schuman)氏が運営する
ストリートスナップのブログ「THE SARTORIALIST」を編集したもので、
発売時にはネットでもずいぶん話題になっていたようです。
僕はしばらくしてから知って、本屋さんで見つけました。
この「ザ・サルトリアリスト」では
年齢や性別、人種の区別なく様々な人々が被写体となっており、
500を超えるページに、ニューヨークやパリなど、
世界の各都市で撮られた素敵な写真が満載です。
被写体になっている人たちは、
この雰囲気で普段から生活を送っているわけで、
広告の作り込まれた写真とは全く別の存在感があり、
一枚の写真からそれぞれの人生までも感じさせてくれる
素敵な写真集となっています。
さてこの「ザ・サルトリアリスト」の写真を
じっくり眺めることで見えてくるのは、
個々のセンスや着こなしの素敵さはもちろんなのですが、
それぞれの人が「在るべきところに居る」というか、
街や環境が、無理なく「個」を受け入れている、
そんな街そのものの「奥行き」を感じさせてくれます。
街自体に元気があれば、ファッションや何気ない生活そのものを心から楽しむ事ができます。
僕たちの住む真岡市(もおかし)も、これからますます、
多くの人がイキイキと元気に生活できる活気ある場所になるといいなと思っています。