こんにちは、雑貨屋マメチコのマメ店長です。

3月の震災から始まった当店のオリジナルチャリティーTシャツ企画は
栃木県のマメチコと大阪のChirallyが手をつなぎ、
5月1日より販売開始しました。

現在まで26枚販売、
チャリティー金額の合計は52,000円となっております。

目標まであと少し！

また8月第二週目の、13日～14日は
誠に勝手ながら臨時休業とさせていただきます。

大変私事ではございますが、この日私達は
チコの実家がある福島県の家族に会いに行きます。

3月以降、栃木県・福島県の状態について
特に都内に近い県外の方から沢山のメッセージを頂きました。

福島の両親に何度も電話をしました。
しかし、そのたびに帰ってくる答えは
「大丈夫だよ～」でした。

たしかに、実際私達も他県のかたから
「栃木は大丈夫？」と聞かれるたびに、私達も

「私達は元気にやってるよ～！」

と、ナチュラルに答えていました、そういえば。

私達はそう答えていますが、カラ元気でもなく、
思考停止したわけでもなく、

実際、そうなんです。

みんなでがんばろう、
もりあげていこうぜ！
という地元のパワーは凄いです！

もちろん現在も、とても辛い思いをされている方も沢山いらっしゃるでしょう。

でも、これはカラ元気ではなくホントの元気です。

遠くから報道を見て落ち込んでも、
テレビの前でじっとしていても何も変わらないですよね。

落ち込もうが悲しもうが不満を言おうが、
元気があろうがなかろうが、

どんな感情であろうと腰を上げないかぎりは、
そこにいるのは
「テレビを見ている自分」です。

3月11日の震災により真岡市も大きな被害を受けましたが、
震災当日に陽転思考に切り替えて、
やってやるぜ！と、即日営業を開始したからこそ
今の雑貨屋マメチコがあると感じています。

むかし読んだ本にありましたが、
戦争のとき街に買い物に行くとき汽車に乗り切れなくて窓枠や天井、
外のでっぱりにつかまって乗って行く人が沢山いたんですって。
（日本の話かそうでないか忘れちゃいましたが；）

そこで「負けるな！もうすこしだ！」とか言うと
みんなウゥ～ッとネを上げてしまうのですが、

「汽車につかまる自分達を猿に例えた冗談をいうおじさん」がいて、
そのおじさんがいるときは、
みんなワハハと笑って、
いつのまにか目的の駅にしっかりたどりつけたんですって。

…ちょっと本題からずれたかもしれませんが；

陽転思考って本当に大切。

たとえば日常でも、何か新しい壁にぶつかったとき
「どうしよう…でもこれってチャンスかも！」と思う。

起こった「ことがら」について、
悲しみにくれて立ち止まってしまうと
本当に何も動かなくなってしまうものなんです。

これは普段の生活でも、なんでもそうです。

中国の故事成語に「塞翁が馬」という言葉があります。

私の大好きな言葉で、ある意味、陽転思考そのものです。

ボランティアの意識が高まるなかで
「でも私には何もできない」って思っていらっしゃる人も多いと思いますが、

「今までどおり元気な気持ちで毎日を暮らし続けていくこと

私はそれも立派な支援であると考えています。

何もできないと思っていても、
あなたのその笑顔、元気、毎日を暮らす確かな力。

そういった日常のさまざまなことが、
まわりを明るくするんです。

「暮らし続けていくこと」←ここがポイント！

雑貨屋マメチコは
9月の「フクイチinがんばっぺ祭り」の
マルシェに参加します。
総勢４０組の、たくさんの元気を見に来てください！