本日ご紹介する一着は、これまでの中でも
とっておき中のとっておき。
アンティークのワークジャケットをご紹介します。
1900~1920年代 オランダ製アンティークワークジャケット
1900-1920’s Antique Holland Work Jacket」( Antique )
Black × Blue
ボタン欠損。生地の擦れ傷箇所有り。
年代を考慮するととても良い状態です。
初見ではこれがワークジャケットとは思えないかもしれませんね。
(ポールハーンデンもサンプリングするなど、知る人ぞ知る秀逸なアンティークウェアの一つに数えられます。)
現代性も感じさせるデザインながら、
このデザインはオランダのトラディッショナルデザインの一つであり、
当時のファーマーなどに愛用されていたリアルワークウェアという事が判明しています。
100年以上の時間が経過していることは、その圧倒的な質感が物語ります。
生地感・パターンについて
生地はウールで、
適度な重みとしなやかさを備えるものです。
パターンが駆使された袖の構造。
両肩に1枚ずつ、左右脇下に3枚ずつ配されたガゼットなど
当時の運動性についての考え方や技術に触れる楽しみがあります。
また、背面は数枚のパネル取りにより、緩やかなドレープ感を生みだしています。
この部位は構造の要でもあり、
着用時の美しいシルエットにはきっと魅了されることでしょう。
裏地のしつけと同様のハンドステッチによる10連のボタンホールは
鮮烈なブルーの配色をともなって、全体のアクセントとして機能しています。
着るべき人を待っている、至高の一着
しなやかな素材、着用者の体型に左右されないデザインと
許容量の広い独自のパターンメイキングにより
人を選ばずバランスがとれるジャケットではあります。
ですが、既存の服には当てはまらない一着だから
自分のものとするにはイメージを持つことが必要になるでしょう。
例えば、フロントは着用者のセンスが試されます。
自身でラペルを折り返して着用するも良し、
閉じてマオカラー風に楽しむも良しですが、
襟のあるインナーとの合わせによって
スタイルを完成させる方向性もお勧めできます。
着るべき人を待っているような、手強い印象を受けました。
ですが、響く方にとっては至高の一着となり得る確信があります。
「例えボロボロになっても、直しながら着続けていきたい」
「ずっと付き合っていきたい」
そんな、感性をつかんで離さないもの。
「一生もの」ってこう言う服のことを指すのかなと感じました。
是非店頭にてお試しください。
1900-1920’s Antique Holland Work Jacket」( Antique )
在庫状況・1点のみ
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