古着が好きという方なら
たぶん聞いたことのあるブランド「ブラウンズビーチジャケット」。
今では「幻の名品」と紹介されるほど希少性が高く、
古着ファンには有名なブランドの一つですよね。
僕が20代の頃、好んで読んでいた男性ファッション誌には
そのヴィンテージ品が掲載されていたことが稀にあり、
説明文の最後には必ず「(参考商品)」と書かれていたのを思い出します。
ビーチクロスは、もともと強風、雨、寒さといった過酷な状況下で働く海の男達や労働者に愛用され、1960年代に生産終了した生地。
僕が読んでいた雑誌ではビーチジャケットをこんな風に紹介していました。
「サーフィン直後にビーチで羽織って、冷えた身体を温める。」
なんて格好いいライフスタイルなんだ!?と衝撃を受けました。
「ビーチクロス」に初めて触れるという方はどんな着心地を想像されるでしょうか?
織りの印象の強い見た目からすると、いかにも堅牢なものではという印象ですが、
実際に着ると、かなりしなやかで柔らか、ふかふかな着心地に驚かされるはずです。
この「ビーチクロス」はコットンとウールの混合生地。
防寒に優れ、耐久性が高いことも納得なのですが、もう一つ良い点があります。
それは色のトーンが柔らかくなること。
凹凸のある質感とともに、ベースカラーに不規則な白色の織りが入ることで、
インパクトのある濃い色の印象を和らげる効果があるのです。
「ハンティングジップアップジャケット HANTING ZIP UP JK 」
( BROWN’S BEACH JACKET by LOSTHILLS )
日本の「LOSTHILLS」によって始まったBROWN’S BEACH JACKET 完全復刻プロジェクト。
当店で選んだモデルは「ビーチジャケット」で連想するオーソドックスなデザインではなく、
ショートスタイルのハンティングジャケットのデザインです。
ビーチクロスの利点を活かした
やわらかく、あたたかく、しかも大人の渋さもある、
良いとこどりのようなアウターを手に入れたい!
そんなことを考えながら、試着を繰り返し、「自分で着るならこれだな!」と納得できたデザインが
本作「ハンティングジップアップジャケット」でした。
地域にもよるけれど、ネルシャツやデニムシャツ、そこそこ軽めのセーターとか、
着膨れないインナーに細身のパンツと組み合わせる装いとか良いかなぁ。なんて想像してしまいます。
(それでいて防寒に対しては無理をしているわけでもないのが凄いですよね。)
憧れのビーチクロス。
渋いスポーツジャケットなデザイン。
僕にとってもドキドキと、かなり心が動かされる一着です。
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