チコです。
お取り扱い当初と比べるとかなりお問い合わせも増えてきたワーカーズ。
一つ一つのアイテムがよく考えられており、
ご試着された方にも大変ご好評をいただいています。
中でもジーンズについては
過去にリリースされた品番それぞれに嬉しいご感想も多く、有り難い限りです。
かく言う僕も、活用しながらその良さを実感。
WORKERS ジーンズとの出会いによって穿く機会も増えました。
ちょうど、綿そのものから選んで作った新作「 Lot.802 」も入荷してきたことですし、
今日はこれまで展開されてきた WORKERS ジーンズの感想でも書こうかと思います。
(色落ちなどを紹介するレビューではなく、感覚的なものなので気楽にご覧ください。)
一口にジーンズと言っても千差万別。
皆さんそれぞれにお気に入りのブランドや好みの仕様があるかと思います。
みんなが選んで、みんなが穿いている。
こんなにも性別も年齢も問わず浸透している服も珍しいですよね。
僕もやはりジーンズは好きで、出かけた先ではついつい見てしまうのですが、
以前はちょっと苦手に感じていた時期もありました。
僕が最初にジーンズに触れたのは中学生の頃。
他のパンツにはない独特の質感や格好良さに
ちょっと大人になったような気分になったのを鮮明に覚えています。
それから数年経ち、 学生服から解放された僕は
ほぼ毎日ジーンズを穿くようになるのですが
当時はジーンズを始めとしたヴィンテージブーム。
周りも皆、お気に入りの一本を穿き、
雑誌では驚く程の高値がつくヴィンテージジーンズの特集も組まれていました。
しばらくすると、それらを再現したレプリカ系が登場。
あまりの完成度に驚いたのは昨日のことのようです。
その後はオリジナリティを目指したペイント物、
始めから穿きこんだ風合いを作ったダメージ加工というものもありましたね。
そんな目まぐるしく変わる一連のジーンズを通過した僕に残ったのは
「自由に選び難いパンツ」というイメージ。
色落ち。ステッチ。パッチ。パッカリングなど要素満載。
拘りを注ぎ込もうとすれ ばいくらでも受け止めてくれるのがジーンズです。
情報過多が判断力や考える機会を奪ってしまうのは
様々なことに当てはまりますが、僕にとってはジーンズがそうでした。
まっさらにして見るには刷り込まれてきた情報が重すぎて
いつのまにか自由に選ぶのが難しいパンツになっていたんですよね。
そんなわけで、ちょっと疲れてしまった僕は
しばらくの間ジーンズから離れるようになっていたのですが、
ワーカーズのラインナップの中にもう一度穿き始めるきっかけがありました。
斬新かつ軽快なシルエットの「Lot805 スリムストレート」は店頭でも好評で
僕自身も好きなジーンズを穿く楽しさを久々に感じました。
大戦モデルにならった「 Lot.066XX」も記憶に新しいところですね。
続いてリリースの、ジッパーフライな「50505」は特に気に入っていて、
「色落ちしない生地」のバリエーションが刺激的でした。
この「色落ちしない」という提案は、以前の僕なら受け入れにくいものだったのですが、
歳を重ね、毎日好んでシャツを着るようになった現在では、
色移りを気にせず楽しめるのがとてもしっくりきたんですよね。
そして…
入荷したての新作「 Lot.802 」は、ベーシック中のベーシックを目指した普遍的一本。
本当に丁寧に作られていて、
僕にとっては最初に触れたジーンズの感覚が蘇るような、何だか懐かしい穿き心地。
そんな気持ちにさせてくれる一本と新品から付き合っていけるなんて贅沢だな~としみじみと感じてしまいました。
「普通でしょ?」って顔をしながら
かつてのレプリカ系を思わせる本気の作り込みで刷り込まれてきた要素も満たしつつ
デイリーウェアとしてのローテーションに組み込んでも違和感の無い匿名性を備えていたこと。
とても納得しつつ、気楽に穿けたのは
何と言うか「一パンツに徹している」って感じがあったからでしょうか。
ジーンズを特別視せずに、他のパンツと同様に穿きたい気分の僕には
丁度良い落としどころになったんです。
ワーカーズ のジーンズは僕と同じような、
しばらくジーンズから離れている方にこそ試してほしい魅力を持っています。
「ジーンズって良いなあ。」
と、心から言えそうです。
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