朝起きて、自然とニットに手が伸びるようになると
いよいよ冬なんだなぁと感じます。
僕がこの時季に着用しているものはこの辺り。
中でもジャンゴアトゥールのアルチザンアウターニットや
タートルネックセーターは大のお気に入りで、
手放せないアイテムの一つです。
ニットものは生活に根ざしている感じがあって良いですよね。
暖かいからというのはありますが、心情的にほっとさせてくれる風合いに惹かれるというか。
僕はハイテク系の衣類も積極的に取り入れる方ですが、
一方でニットなど、昔ながらのものの豊かな風合い、
距離感の近い安心感は、生活を豊かにするものと感じています。
素材自体が持つ
ふんわりとして、やさしい、その時々の気分と触れ合うような肌触りは
これから先どんなに革新的な素材が誕生したとしても
ずっと残っていくものでしょう。
ご紹介の本作「クラシックショールカラーアウターニット」は、
アルチザンアウターニットやタートルネックセーターと同様の高品質。
イギリス産羊毛入りミックス調のピュアウールを3ゲージで編み上げた
アウターとしてもご使用頂けるニットカーディガンです。
「クラシックショールカラーアウターニット
CLASSIC SHAWLCOLLAR OUTERKNIT <AL> 」
( Django Atour , ANOTHERLINE PRODUCTS )
参考としたのは1900年代頃のニットジャケット。
襟は同年代頃のシェーカーニットの襟をアレンジ。
後ろ襟がスクエアになった ショールカラーが洒落ていますね。
ボディを飾る編み模様には
1920年代のパリで活躍していた画家が着用していたセーターをイメージ。
そこにアレンジを施して編みの使い分けをしています。
男性のニットアイテムとしては珍しく、着丈は長め。脇下あたりで絞りも入ります。
全体としてはロング&スリムな印象で、シルエットが大変美しいです。
各色3サイズご用意があります。着方はそれぞれの好みが気分です。
タイトめにスタイリッシュに着ても良いし、大きめにゆったり着ても素敵です。
サイズに縛られず、フィーリングの合うバランスがご自身のバランスと思います。
今年を締めくくるジャンゴアトゥールのニットウェアです。
こんな洒落たニットとともに冬を過ごせたら素敵ですね。