こんにちは、マメチコです。
「40 Summers Ago…」
この本は、映画「大脱走」などで、
現在でも熱狂的なファンを持つ俳優スティーブ・マックィーンが、
1964年の夏、冷戦下の東ドイツで開催された
エンデューロのオリンピックとも言われる
ISDT(International Six Days Trial、現在ではISDE=Internathional Six Days Enduro)に出場した際の模様を追ったドキュメンタリー写真集です。
このISDTは6日間という長期間、1200~1600kmに渡って、
考えられるあらゆるシチュエーションを走破し、しかもマシンを整備できるのはライダー本人のみと言う過酷なレースなのですが、マックィーンはISDT出場のための準備として1年間、ハリウッドの生活から離れるという大きな犠牲を払い、一ライダーとして数々のレースに出場しつつバイクショップで整備を学ぶなど、バイクに関するあらゆるスキルを磨いて、本当にISDTへの出場を実現してしまいます。
大スターが、しかも個人参加ではなく
アメリカ代表チームのメンバーとして出場するなんて凄すぎる…!
マックィーンは若い時期20以上の職種を経験し、
どんな立ち居振る舞いをすれば映えるのか、
役者としての研究を欠かさなかったといわれます。
そんなライフスタイルそのものを映すマックィーンの服の着こなし方は、
今見ても他のどの俳優よりも素敵だなと思わせます。
本の内容も濃く熱い、夢中になる内容でした!
マックィーンは、彼が出演したどの映画のどの役よりも、
本人自身が一番キラキラしてました。