こんばんは、雑貨屋マメチコのマメです。
フランスのエッフェル塔は、1889年のパリ万国博覧会のために建設されました。
ドイツやアメリカが工業で発展していく中、フランスは装飾芸術に力を注ぎ、
のちのアール・ヌーヴォーと呼ばれる歴史的文化につながっていきます。
そんな芸術の転換期から数年後。
このファブリック(生地)は、1900年代初頭のフランスで作られたものです。
細番手のコットンで織られた素材感、インディゴで染められたブロックチェックが魅力的な一枚です。
手に取るとかろやかに、しなやかに、まるで蝶のように。
約100年前のフランスアンティークのファブリックとしてはかなり良い状態です。
首元を彩るストールとしてご提案します。
刻んできた年月による豊かな風合い。
白、水色、濃いブルーの3色で構成されていますが、
よく見ると、白い部分も単なる単色ではなく、均一ではない白さになっています。
現代の生地にはない情報量の多さが、体に巻いた時に自然に生まれるギャザーの形や陰影に反映して
美しい表情を生み出してくれます。
年月を経たこういうアイテムを現代の服に合わせることができるのは、
とても贅沢だなと感じさせてくれますね。
所有者の美意識を高揚させてくれる「現代を生きる私たちが楽しめるアンティーク」です。
経年による小さな傷、小穴、赤さびによる染みがみられます。
ヤブレを可愛いパッチでリペアした個所がみられ、その部分が可愛いワンポイントになっています。
約100年前のフランスで、きっと色々な方の手から手へ渡ってきたものでしょう。
以前の持ち主様がどれだけこの生地を大切にしてきたかが伝わってきますね。
本日より、当店のマメチコNetShopでも販売開始しました。
1点ものです。
遠方にお住まいのお客様にも、この風合いを感じていただけますように。
1900-1920’s French Antique Fabric
寸法…181.5cm × 81.0cm
11,664円(税込・送料無料)
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通販サイト
真岡市のお店(栃木県真岡市台町2418)
※店舗の向かい側に駐車場3台
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