ブログの写真を整理していたら、こんな画像が出てきました。
こちらは、実家から持ってきたお皿です。私が物心つくかつかないかの、小さな頃から使われていました。
子供の頃、家で一番の大皿だと思っていたこの食器は食パン1枚が乗るくらいのミニサイズでした。底の部分がちょっとへこんでいて、優しい手触りです。
私が小さい頃、昭和の身の回りのものは電化製品も食器も、かわいいデザインであふれていました。
てんとうむしの形のレコードプレーヤー
黄色いバラの花模様が描かれた炊飯器
ブルーナのぞうのような形の、真っ赤なまんまる掃除機。
底に太陽の絵が描いてあるグラタン皿
白い冷蔵庫は、扉の取っ手の部分だけが木製。
どれもどこか曲線的で、コロコロしていて、ボタンが2つか3つ位しかなくて、ほのかに乙女ちっくなイラストつき。
あたりまえだったモノたちは、いつのまにか時代の流れとともにどんどん流線型のシンプルだったり、未来的だったりするデザインに変わっていきました。
あのころの花柄の炊飯器がいまとても懐かしく、あれは何所にいっちゃったんだっけ…。。。
無くなってから愛しさに気付く、しかもだいぶ経過してから。
手元にあるファイヤーキングも、
きっと色々なドラマやストーリーを刻んで
ここにあるのでしょうね。